専門家が教えるまつ毛美容液のデメリットについて!

美容業界にまつ毛旋風が吹き、マツエクやまつ毛美容液が年齢問わず浸透している昨今、危惧していた問題が持ち上がってきています。

それはまつ毛美容液のデメリット。まつ毛美容液が出回り始め、「まつ毛が伸びた!」とその効果を実感する女性が急増し、いかにまつ毛がその本来の目的ではなく女性を美しくみせる武器と化したかを思い知らされている筆者だが、やはりここにきてそのデメリットが浮き彫りとなってきています。

まつ毛は目の粘膜に近く、本来ゴミやホコリが目に入るのを防ぐもの。そんなまつ毛を酷使したり刺激を与えればトラブルが起こっても当然。マスカラやアイライナーであっても年間かなりのトラブルが報告されています。美しくなるために行っていることが、逆に見た目以上の深刻な問題につながりかねません。

では、まつ毛美容液の具体的なデメリットとは?

国民生活センターによると、2018年以降まつ毛美容液についての危害相談が急増しているそう。「目の周りが腫れた」「肌にかゆみ、赤み、痛みがでた」などの相談が多いそうで、国民生活センターは「医薬部外品として承認されたまつ毛美容液はありません」と呼びかけています。

なぜ「医薬部外品はない」と言っているのか、それは、まつ毛への効果効能が承認されたものはない、ということを指しています。まつ毛が伸びる、生える、というのは医薬部外品であれば言えるものの、化粧品では言えません。しかしまつ毛美容液の中には、あたかも医薬部外品の頭髪用育毛剤の成分が入っているので、暗にまつ毛も伸びるという誤認を与えるものが存在しています。

あくまで医薬部外品の育毛剤は頭髪用であり、まつ毛の育毛の効果効能ではない、ということを使う側がしっかり認識しておく必要があるでしょう。間違っても頭髪用をまつ毛に使用しないこと。目のまわりはとても皮膚が薄くデリケート。トラブルが起こるのは必然です。

化粧品に属するまつ毛美容液は、あくまでまつ毛のハリやツヤなど毛髪の効能をうたうことはできますが、育毛効果をうたうことはできない。使う側がしっかりとそのことを理解し、あくまで化粧品のひとつとして取り入れるということが大切です。

マツエクに関しても、今や若い子から4,50代でも普通に取り入れていますが、やはりトラブルの報告は多いです。そもそもマツエクは施術する側の腕のよさも関係し、また自分のまつ毛にグルーという接着剤でつけていくため、自まつ毛への負担があります。またマツエクをしていることでしっかりとクレンジングや洗顔ができておらず、その結果汚れがたまり目の炎症を起こしたりまつ毛ダニが発生したりすることも。

美を追求することは大切ですが、そのためにあらゆるデメリットを回避する策を心得ておくこともまた重要です。マツエクやまつ毛美容液で中には角膜が傷つき手術に至ったというケースもあったそうです。気づきにくいところでは、ドライアイ、マイボーム腺機能不全、ものもらいの原因が過度のアイケアにあったりもします。

まつ毛美容液のデメリット、しっかりご理解いただけましたでしょうか。自己責任で使うものだからこそ、そのデメリット、リスクを把握した上で、後悔しないように気をつけてください。

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